文芸評論家=山崎行太郎のブログ『毒蛇山荘日記』

文芸評論家。哲学者。慶應義塾大学大学院(哲学)修了。東工大、埼玉大学教員を経て現職。著書=『小林秀雄とベルグソン』『小説三島由紀夫事件』『保守論壇亡国論』『ネット右翼亡国論 』『曽野綾子大批判 』『エセ保守が日本を滅ぼす 』『最高裁の罠 』など。『マルクスとエンゲルス』を「月刊日本」に連載中。近刊予定に『小説・南洲伝』『 小林秀雄とマルクス』『毒蛇山荘日記(1 ) 』など。

2019-02-12から1日間の記事一覧

小林秀雄とベルグソンとマルクス。

・・・・・・ ■■■■■■■■■■■■■■■■ 小林秀雄とベルグソンとマルクス。 ■■■■■■■■■■■■■■■■ 小林秀雄が、「マルクス主義」ではなく「マルクス」に注目するようになったのは、誰の影響だろうか。おそらくベルグソンの影響だろうと言いたいところだが、私はそうでは…

西郷と流刑時代( 4 ) ■西郷の流刑時代の日本の政治は大きく動いていた。「桜田門外の変」で、「 安政の大獄 」を主導していた大老・井伊直弼が暗殺され、徳川幕府の屋台骨がぐらつき始め、その後には島津久光の策謀で「寺田屋事件 」が起き、西郷の仲間でもあった薩摩藩の勤王派浪士たちが虐殺される。さらに「 生麦事件 」「薩英戦争」。西郷のところにも情報は次々と届いたが、西郷は蚊帳の外に置かれていた。 西郷南洲の問題を考える時、島津斉彬亡き後の薩摩藩の実質的なリーダー「島津久光」との関係は、極めて重要である。つま

・・・・・・ 西郷と流刑時代( 4 ) ■西郷の流刑時代の日本の政治は大きく動いていた。「桜田門外の変」で、「 安政の大獄 」を主導していた大老・井伊直弼が暗殺され、徳川幕府の屋台骨がぐらつき始め、その後には島津久光の策謀で「寺田屋事件 」が起き、西…