文芸評論家=山崎行太郎のブログ『毒蛇山荘日記』

文芸評論家。哲学者。慶應義塾大学大学院(哲学)修了。東工大、埼玉大学教員を経て現職。著書=『小林秀雄とベルグソン』『小説三島由紀夫事件』『保守論壇亡国論』『ネット右翼亡国論 』『曽野綾子大批判 』『エセ保守が日本を滅ぼす 』『最高裁の罠 』など。『マルクスとエンゲルス』を「月刊日本」に連載中。近刊予定に『小説・南洲伝』『 小林秀雄とマルクス』『毒蛇山荘日記(1 ) 』など。

2019-02-26から1日間の記事一覧

■島津久光と小松帯刀と大久保利通( 5) 【山崎行太郎『南洲伝 』断片的草稿より】 西郷と月照を入水自殺へ追いこんだのは、島津久光ではなかった。薩摩藩の島津斉彬時代の家老で、島津斉彬亡き後も、政治的実権を握っていた島津豊後一派の島津久宝( ひさたか )であった。島津斉彬は、藩主継承後も、お由羅騒動以来の内紛の再発を恐れて、父=島津斉興の腹心・島津豊後一派( 島津久宝)を続投させていた。島津斉彬が急死すると、島津斉興が力を盛り返し、筆頭家老だった島津斉彬の腹心=島津久徴(ひさなが )を引きずり下ろした

・・・・・・ ■島津久光と小松帯刀と大久保利通( 5) 【山崎行太郎『南洲伝 』断片的草稿より】西郷と月照を入水自殺へ追いこんだのは、島津久光ではなかった。薩摩藩の島津斉彬時代の家老で、島津斉彬亡き後も、政治的実権を握っていた島津豊後一派の島津久…