文芸評論家=山崎行太郎のブログ『毒蛇山荘日記』

文芸評論家。哲学者。慶應義塾大学大学院(哲学)修了。東工大、埼玉大学教員を経て現職。著書=『小林秀雄とベルグソン』『小説三島由紀夫事件』『保守論壇亡国論』『ネット右翼亡国論 』『曽野綾子大批判 』『エセ保守が日本を滅ぼす 』『最高裁の罠 』など。『マルクスとエンゲルス』を「月刊日本」に連載中。近刊予定に『小説・南洲伝』『 小林秀雄とマルクス』『毒蛇山荘日記(1 ) 』など。

2019-03-16から1日間の記事一覧

■何故、『南洲伝』を書き始めたのか?■五月から桐野利秋の『桐陰仙譚』を読む。(3) ( 『小説・南洲伝 』断片的 草稿より。) ============= ==== あらためて確認するが、私が、『小説=南洲伝』を書こうと思いたったのは、江藤淳の『南洲残影』の影響である。私は、元々、西郷隆盛があまり好きではなかった。郷土自慢的西郷隆盛論や英雄伝説的西郷隆盛論が、嫌いであった。私が、文学や哲学をやるようになったのも、そういう郷土自慢や英雄伝説的な言説、つまり日常的、世俗的言説と訣別するためだった。さらに言う

・・・・・・・・・ ============= ==== 桐野利秋の『桐陰仙譚』を読む。(3) ( 『小説・南洲伝 』断片的 草稿より。) ============= ====あらためて確認するが、私が、『小説=南洲伝』を書こうと思いたったのは、江藤淳の…