文芸評論家=山崎行太郎のブログ『毒蛇山荘日記』

文芸評論家。哲学者。慶應義塾大学大学院(哲学)修了。東工大、埼玉大学教員を経て現職。著書=『小林秀雄とベルグソン』『小説三島由紀夫事件』『保守論壇亡国論』『ネット右翼亡国論 』『曽野綾子大批判 』『エセ保守が日本を滅ぼす 』『最高裁の罠 』など。『マルクスとエンゲルス』を「月刊日本」に連載中。近刊予定に『小説・南洲伝』『 小林秀雄とマルクス』『毒蛇山荘日記(1 ) 』など。

2019-05-21から1日間の記事一覧

『南洲伝』覚書(17)ー西郷南洲と重野安繹。 西郷の学問や思想とは、最初の頃は「 朱子学」中心であったが、しかし、成長するにしたがって、西郷の学問や思想の中心は、「 陽明学」へと移っていった。13歳の時に、大阪で「大塩平八郎の乱」 が起きているが、その影響もあったのかもしれない。大塩平八郎は「 陽明学者 」だったからだ 。陽明学の中心思想は「知行合一 」の思想だ。知行合一の思想とは、行動や実践を求める思想のことだ。つまり、学んだだけではダメで、実践や行動や実践の伴わない学問を否定し、実践哲学や行動哲

p ・・・・・・・ 『南洲伝』覚書(17)ー西郷南洲と重野安繹。西郷の学問や思想とは、最初の頃は「 朱子学」中心であったが、しかし、成長するにしたがって、西郷の学問や思想の中心は、「 陽明学」へと移っていった。13歳の時に、大阪で「大塩平八郎の乱」 …