文芸評論家=山崎行太郎のブログ『毒蛇山荘日記』

文芸評論家。哲学者。慶應義塾大学大学院(哲学)修了。東工大、埼玉大学教員を経て現職。著書=『小林秀雄とベルグソン』『小説三島由紀夫事件』『保守論壇亡国論』『ネット右翼亡国論 』『曽野綾子大批判 』『エセ保守が日本を滅ぼす 』『最高裁の罠 』など。『マルクスとエンゲルス』を「月刊日本」に連載中。近刊予定に『小説・南洲伝』『 小林秀雄とマルクス』『毒蛇山荘日記(1 ) 』など。

2019-06-05から1日間の記事一覧

『南洲伝』覚書(25)ー大久保利通と重野安繹。 西南戦争で西郷が戦死した直後、大久保利通邸で、大久保利通と、駆け付けてきた重野安繹の二人が、話し込んでいた。そして、大久保利通が、例の「秘密の 話 」を語り始めた。「私が、西郷のことは、一番よく知っている。」「西郷と私以外、誰も知らない話がある。」と。この話は、重野安繹だけが聞いた話、ということになっている。しかし、大久保利通の周辺には、この話を、大久保利通から聞いたという人は、重野安繹だけではなかった。薩摩藩出身の本田親雄や五代友厚等も、「秘密の話 」

・・・・・・・ 『南洲伝』覚書(25)ー大久保利通と重野安繹。 西南戦争で西郷が戦死した直後、大久保利通邸で、大久保利通と、駆け付けてきた重野安繹の二人が、話し込んでいた。そして、大久保利通が、例の「秘密の 話 」を語り始めた。「私が、西郷のこと…