文芸評論家=山崎行太郎のブログ『毒蛇山荘日記』

文芸評論家。哲学者。慶應義塾大学大学院(哲学)修了。東工大、埼玉大学教員を経て現職。著書=『小林秀雄とベルグソン』『小説三島由紀夫事件』『保守論壇亡国論』『ネット右翼亡国論 』『曽野綾子大批判 』『エセ保守が日本を滅ぼす 』『最高裁の罠 』など。『マルクスとエンゲルス』を「月刊日本」に連載中。近刊予定に『小説・南洲伝』『 小林秀雄とマルクス』『毒蛇山荘日記(1 ) 』など。

2019-06-11から1日間の記事一覧

『南洲伝』覚書(27)ー大久保利通と重野安繹。 大久保利通が、西南戦争の一年後に、暗殺されるが、その時、懐に西郷からの手紙を入れていたという話も怪しい。事実だったとしても、怪しい。その事実から、西郷と大久保の「無二の親友物語」を安易に想像するのは 、大久保利通の思う壺である。大久保利通は、「西郷殺し」の確信犯であった。それ故に、多くの同士や仲間たちが、茫然自失する中、大久保利通は、西郷との「無二の親友物語」を巧妙に「演技」する必要があった。「西郷殺し」に積極的に加担、実行したた「主犯格」の大久保利通と川

・・・・・・・『南洲伝』覚書(27)ー大久保利通と重野安繹。大久保利通が、西南戦争の一年後に、暗殺されるが、その時、懐に西郷からの手紙を入れていたという話も怪しい。事実だったとしても、怪しい。その事実から、西郷と大久保の「無二の親友物語」を安…