文芸評論家=山崎行太郎のブログ『毒蛇山荘日記』

文芸評論家。哲学者。慶應義塾大学大学院(哲学)修了。東工大、埼玉大学教員を経て現職。著書=『小林秀雄とベルグソン』『小説三島由紀夫事件』『保守論壇亡国論』『ネット右翼亡国論 』『曽野綾子大批判 』『エセ保守が日本を滅ぼす 』『最高裁の罠 』など。『マルクスとエンゲルス』を「月刊日本」に連載中。近刊予定に『小説・南洲伝』『 小林秀雄とマルクス』『毒蛇山荘日記(1 ) 』など。

2019-06-20から1日間の記事一覧

『南洲伝』覚書(31)ー大久保利通暗殺事件 ■不思議なことに、西郷死後、1年もたたないうちに、「西郷殺し」の主犯とも言うべき大久保利通が暗殺され、その後、川路利良も病死している。「因果応報」というものだろうか。大久保利通を紀尾井坂で、待ち伏せし、出勤途中の大久保利通を襲撃し、斬殺したのは、石川県士族・島田一郎等であった。島田一郎等は、不意を襲ったわけではなかった。暗殺予告を、前もっておこなったあげく、斬姦状をかき上げ、それを所持し、また一方では、新聞各社へ、暗殺事件当日、到着するように、送りつけたあげく

・・・・・・・ 『南洲伝』覚書(31)ー大久保利通暗殺事件 ■不思議なことに、西郷死後、1年もたたないうちに、「西郷殺し」の主犯とも言うべき大久保利通が暗殺され、その後、川路利良も病死している。「因果応報」というものだろうか。大久保利通を紀尾井坂…