文芸評論家=山崎行太郎のブログ『毒蛇山荘日記』

文芸評論家。哲学者。慶應義塾大学大学院(哲学)修了。東工大、埼玉大学教員を経て現職。著書=『小林秀雄とベルグソン』『小説三島由紀夫事件』『保守論壇亡国論』『ネット右翼亡国論 』『曽野綾子大批判 』『エセ保守が日本を滅ぼす 』『最高裁の罠 』など。『マルクスとエンゲルス』を「月刊日本」に連載中。近刊予定に『小説・南洲伝』『 小林秀雄とマルクス』『毒蛇山荘日記(1 ) 』など。

2019-08-07から1日間の記事一覧

小林秀雄とマルクス(6) 小林秀雄の「唯物論」とは何か。たとえば、小林秀雄は、こういっている。 《 世に芸術家ほど、直接経験の世界に忠実な人種はありません。たとえ、直接経験の世界から逃れて、理論の世界へ、観念の世界へ、さまようように見えよ うとも、ぞれは、ただ外見だけの事でして、彼らは、形を、色を、音をまともに常に感じていないでは、どんな夢もみる事は出来ないのです。あるいはどんな夢にも興味を持たないのです。だから、いつも直接経験の世界から一歩も外へ出た がらないのです。》(『文芸批評の科学性に関する論

・・・・・・ 小林秀雄とマルクス(6) 小林秀雄の「唯物論」とは何か。たとえば、小林秀雄は、こういっている。《 世に芸術家ほど、直接経験の世界に忠実な人種はありません。たとえ、直接経験の世界から逃れて、理論の世界へ、観念の世界へ、さまようように…

小林秀雄とマルクス(5)。 小林秀雄はマルクスやマルクス主義について、デビュー作『様々なる意匠』において、かなり本質的なことを書いているが、しかし、小林秀雄はマルクスやマルクス主義を熱心に勉強したというわけではなだそうである。前にも書いたように、小林秀雄は、マルクスを読む前に、フランス文学やロシア文学に深入りしていた。例えば、ランボーやドストエフスキーを熟読し、そちらの影響を深く受けていた。つまり、小林秀雄は、マルクスを読む前に ランボーやドストエフスキー、あるいはベルグソンやニーチェなどを乱読、熟読し

小林秀雄とマルクス(5)。小林秀雄はマルクスやマルクス主義について、デビュー作『様々なる意匠』において、かなり本質的なことを書いているが、しかし、小林秀雄はマルクスやマルクス主義を熱心に勉強したというわけではなだそうである。前にも書いたよう…

昨日(8・5)、カルチャーセンターの仕事(「小説創作教室」)が終わって、個人的には、今月末まで、ほぼ1ヶ月、夏休みということになる。今日 は、一日、休憩日にして、明日は、早朝から、故郷の九州鹿児島に向かって 、「青春18切符の旅」に出る(笑)。足の向くまま、気の向くまま。風まかぜ。明日は明日の風が吹く。

昨日(8・5)、カルチャーセンターの仕事(「小説創作教室」)が終わって、個人的には、今月末まで、ほぼ1ヶ月、夏休みということになる。今日 は、一日、休憩日にして、明日は、早朝から、故郷の九州鹿児島に向かって 、「青春18切符の旅」に出る(笑)。足…

今日(8・3)は、『安濃豊博士東京講演会』(文京シビックホール、展転社主催)に来ています。安濃豊(あんのう・ゆたか)博士は、短波放送やネットを中心舞台に、太平洋戦争(大東亜戦争)の読み直し、書き換え、再評価・・・を行っている思想家、歴史研究家です。元々は、北海道大学農学部出身の農学博士であり、米国を中心に研究活動を展開してきた科学者。病を得て、北海道札幌市に隠棲、自前の短波放送を通じて、思想活動を展開。「札幌学派」を自称している。最近は、著作活動や講演活動も、精力的に 行っています。「太平洋戦争の真の勝利

今日(8・3)は、『安濃豊博士東京講演会』(文京シビックホール、展転社主催)に来ています。安濃豊(あんのう・ゆたか)博士は、短波放送やネットを中心舞台に、太平洋戦争(大東亜戦争)の読み直し、書き換え、再評価・・・を行っている思想家、歴史研究家です…