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山崎行太郎ブログ『毒蛇山荘日記』

哲学者、文芸評論家。慶應義塾大学大学院(哲学)修了。元・東工大講師、元・埼玉大学講師。著書=『小林秀雄とベルグソン』『小説三島由紀夫事件』『それでも私は小沢一郎を断固支持する』『保守論壇亡国論』など。『マルクスとエンゲルス』を「月刊日本」に連載中。近刊予定に『ネット右翼亡国論』『佐藤優対談集』『柄谷行人とヘーゲルとマルクス』など。緊急連絡(レポート)は、メールフォームからお願いします。➡︎https://ws.formzu.net/fgen/S49964599

佐藤優とポスト・モダンと『ネット右翼亡国論』 佐藤優は、「ポスト・モダン」と「バブル」を知らない、と言っている。ちょうど、そのころ、外交官としてロシアの日本大使館にいたからだ、と。


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佐藤優とポスト・モダンと『ネット右翼亡国論』

佐藤優は、「ポスト・モダン」と「バブル」を知らない、と言っている。ちょうど、そのころ、外交官としてロシアの日本大使館にいたからだ、と。

佐藤優は外交官としての仕事の延長で、「鈴木宗男事件」に巻き込まれる形で、東京地検に逮捕され、約一年拘留される。その後有罪判決を受けて、外務省辞職に追い込まれる。
しかし、佐藤優は、その間に、文筆家、評論家、作家・・・としての才能を発揮し、現代日本で最も有名な言論人としての地位を確立する。その佐藤優が、「バブル経済」はともかくとして、「ポスト・モダン」を知らないということは重要である。佐藤優の言論人としての成功の秘密もそこにあるからだ。

つまり、佐藤優が「ポスト・モダン思想流行」を知らないということは、ポスト・モダン思想の影響を受けていないということである。


何回も言うが、ポスト・モダン思想とは、誤解を恐れずに言うならば、国家論や革命論を展開、あるいは政治経済論、国家戦略論など、かってマルクス主義者が好んで論じていたような問題を「大きな物語」と見做し、それを排除、隠蔽した上で、言語論やテクスト論、テマテイスムなど、いわゆる「小さな問題」に固執する「おフランス的」現代思想のことだ。「小さな問題」こそ本質的だというわけである。

ポスト・モダン思想の流行と隆盛は、日本人の政治離れに拍車をかけたと言っていい。その間隙を縫うように台頭してきたのが「ネット右翼」だろう。「ネット右翼」は、ポスト・モダンケイの思想家や学者たちほどの学問も知識も情報も持ち合わせていないかもしれないが、国家論や政治経済論、革命論などに撃ち込む情熱は 負けていない。

その意味で、佐藤優と「ネット右翼」は問題を共有している。佐藤優と「ネット右翼」は、かつてのマルクス主義者や左翼学者たちが、ポスト・モダン化し、国家論や革命論から撤退した間隙を縫うように台頭してきたのである。
(続く)



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