哲学者=山崎行太郎ブログ『毒蛇山荘日記』

哲学者、文芸評論家。慶應義塾大学大学院(哲学)修了。元・東工大講師、元・埼玉大学講師。著書=『小林秀雄とベルグソン』『小説三島由紀夫事件』『それでも私は小沢一郎を断固支持する』『保守論壇亡国論』など。『マルクスとエンゲルス』を「月刊日本」に連載中。近刊予定に『ネット右翼亡国論』『佐藤優対談集』『柄谷行人とヘーゲルとマルクス』など。緊急連絡(レポート)は、メールフォームからお願いします。➡︎https://ws.formzu.net/fgen/S49964599

「トランプ的中」幻想論。 米国大統領選挙で、ヒラリー候補を打ち破ってトランプが当選した。それは、それで良い。私も、トランプ当選を願望していた。しかし、ここに、問題がある。人間は、「事後の思考」にとらわれやすい。結果がわかってから、私もそう思っていた、というのが人間である。いわゆる、ヘーゲル的な「事後の思考」である。……<<下に続く。ここをクリック。>>


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⚫️「トランプ的中」幻想論。
米国大統領選挙で、ヒラリー候補を打ち破ってトランプが当選した。それは、それで良い。私も、トランプ当選を願望していた。しかし、ここに、問題がある。人間は、「事後の思考」にとらわれやすい。結果がわかってから、私もそう思っていた、というのが人間である。いわゆる、ヘーゲル的な「事後の思考」である。


「私の予測は当たった」「私は、トランプが勝つと予測していた」「私の選挙分析に間違いはなかった」と大騒ぎする連中が、雨後のタケノコのように湧き出している。彼等の「当たるも八卦、当たらざるも八卦」(?)の予測が当たったことを否定するつもりはない。「1/2の確率」で当たるのである。


問題は、その後である。彼等、予想屋の予測や分析は、今後も当たるという保証はあるのか。それとも、競馬の予想屋の予想と同じようなものか。


夏目漱石は「何事が起こるかわからない」と言った。これは何を意味するか。人間の思考力や分析力は万能ではないということだろうか。我々は、明日起こることを予測できない。しかし、それを忘れる。


この世には、いつの時代にも、怪しい予想屋が溢れている。「明日の日米関係は、どうなるか?」予想や分析には命懸けの実存的決断がともなうのだ。一発当てたぐらいで、大き顔をするな!と言っておく。予想や分析はどんどんやりたまえ。はずれたら切腹する覚悟はできているのか。


(続く)


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