哲学者=山崎行太郎のBlog『毒蛇山荘日記』

哲学者、文芸評論家。慶應義塾大学大学院(哲学)修了。元・東工大講師、元・埼玉大学講師。著書=『小林秀雄とベルグソン』『小説三島由紀夫事件』『それでも私は小沢一郎を断固支持する』『保守論壇亡国論』『ネット右翼亡国論』など。『マルクスとエンゲルス』を「月刊日本」に連載中。近刊予定に『佐藤優対談集』『柄谷行人とヘーゲルとマルクス』など。緊急連絡(レポート)は、メールフォームからお願いします。➡︎https://ws.formzu.net/fgen/S49964599

【中野正剛と東條英機】東條英機内閣を批判し続けたジャーナリストにして政治家であった中野正剛は、東條英機の差し向けた憲兵によって自宅軟禁中であったが、再び逮捕の危機を察知して自決した。以後、東條英機内閣が、敗戦に向かって暴走したのは歴史が証明するところである。しかし、ここで記憶すべきは、少なくとも日本の政治家の1人が、命を懸けて、東條英機内閣の暴走を阻止しようとしたということであ。現在、そいう政治家が一人でも、日本にいるだろうか? …<<下に続く。ここをクリック。>>…

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中野正剛東條英機東條英機内閣を批判し続けたジャーナリストにして政治家であった中野正剛は、東條英機の差し向けた憲兵によって自宅軟禁中であったが、再び逮捕の危機を察知して自決した。以後、東條英機内閣が、敗戦に向かって暴走したのは歴史が証明するところである。しかし、ここで記憶すべきは、少なくとも日本の政治家の1人が、命を懸けて、東條英機内閣の暴走を阻止しようとしたということであ。現在、そいう政治家が一人でも、日本にいるだろうか?

もちろん、中野正剛は、単純素朴な平和主義者でも反戦主義者でもなかった。むしろ、ヒットラームッソリーニのようなファシスト政治家に共鳴し、彼等を信奉したこともあった政治家である。ある意味では、東條英機以上に危険な思想の持ち主だったかもしれない。しかし、中野正剛は、体勢や時流に流されない、彼独自の政治思想を構築し、主張し続けた気骨ある政治家だった。中野正剛が、『戦時宰相論』で、東條英機を名指しはしなかったものの、明らかに「無能政治家」として東條英機を、揶揄し、批判したことは重要である。

中野正剛はジャーナリスト出身の政治家らしく弁舌や演説にも優れていた。母校の早稲田大学大隈講堂の演説会では、東條英機の差し向けた憲兵たちを前に、「天下一人をもって興る」という東條英機批判の名演説を行なっている。

▼▼▼▼▼▼▼▼以下引用▼▼▼▼▼▼▼▼
【諸君は、由緒あり、歴史ある早稲田の大学生である。便乗はよしなさい。歴史の動向と取り組みなさい。天下一人を以て興る。諸君みな一人を以て興ろうではないか。日本は革新せられなければならぬ。日本の巨船は怒涛の中にただよっている。便乗主義者を満載していては危険である。諸君は自己に目覚めよ。天下一人を以て興れ、これが私の親愛なる同学諸君に切望する所である。】
▲▲▲▲▲▲▲▲引用終り▲▲▲▲▲▲▲▲

いずれにしろ、中野正剛の「東條英機批判」は、激烈を極め、徹底していた。独裁軍事政権を目指す東條英機は、中野正剛の口を封じる方向に突き進むほかはなかったのだろう。私が注目せざるをえないのは、独裁者=東條英機を前に、命懸けで、堂々と言論による闘いを挑んだ政治家がいたという歴史的事実だ。中野正剛が、東條英機内閣を倒すことが出来たら?

(続く)

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