哲学者=山崎行太郎ブログ『毒蛇山荘日記』

哲学者、文芸評論家。慶應義塾大学大学院(哲学)修了。元・東工大講師、元・埼玉大学講師。著書=『小林秀雄とベルグソン』『小説三島由紀夫事件』『それでも私は小沢一郎を断固支持する』『保守論壇亡国論』『ネット右翼亡国論』など。『マルクスとエンゲルス』を「月刊日本」に連載中。近刊予定に『佐藤優対談集』『柄谷行人とヘーゲルとマルクス』など。緊急連絡(レポート)は、メールフォームからお願いします。➡︎https://ws.formzu.net/fgen/S49964599

浅田彰と桜井誠と『ネット右翼亡国論 ー桜井誠と廣松渉と佐藤優の接点 』(春吉書房) 新潮8月号に「ポスト・トウルース時代の現代思想」が、文学界8月号には「真の勉強とは?」が掲載されている。最近の文芸や文芸誌の沈滞と堕落を象徴する対談や鼎談である。実は、私が、『ネット右翼亡国論 ー桜井誠と廣松渉と佐藤優の接点 』(春吉書房)で批判したかったのは、この二つに体現されているような現代思想や現代文学のポスト・モダン的な「思想=文学の教養主義化」である。〜(下へ続く。続きを読みたい人は、ここをクリック。)

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浅田彰桜井誠と『ネット右翼亡国論 ー桜井誠廣松渉佐藤優の接点 』(春吉書房)


新潮8月号に「ポスト・トウルース時代の現代思想」が、文学界8月号には「真の勉強とは?」が掲載されている。最近の文芸や文芸誌の沈滞と堕落を象徴する「エセ知識人たち(大学文化人?)」の対談や鼎談である。


実は、私が、『ネット右翼亡国論 ー桜井誠廣松渉佐藤優の接点 』(春吉書房)で批判したかったのは、この二つに体現されているような現代思想現代文学のポスト・モダン的な「思想=文学の教養主義化」、「思想=文学の雑学化」である。その中心は、言うまでもなく浅田彰である。


この二つの記事に登場しているのは浅田彰東浩紀、千葉雅也、国分功一郎らであるが、あくまでも中心は、浅田彰である。浅田彰の思想的貧困と不毛を、東浩紀等も共有している。


いわゆる「浅田革命」以後の現代文学=現代思想の現状と貧困が、ここにあると言って良い。私は、この「現代文学=現代思想の現状と貧困」を、桜井誠的な「思想の土着化」「思想の存在論化」という見地から批判している。



例えば、浅田彰桜井誠は、何処がどう異なるのか?それが『ネット右翼亡国論 ー桜井誠廣松渉佐藤優の接点 』(春吉書房)のテーマである。


お答えします。浅田彰桜井誠の差異は、浅田彰廣松渉との差異と同じだ。浅田彰には通俗的な情勢論と安っぽい原理論があるだけ。存在論的原体験がない。桜井誠には、廣松渉と同様に存在論的原体験がある。





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(続く)


 
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月刊日本 2017年 03 月号 [雑誌]

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