山崎行太郎の『毒蛇山荘日記』

哲学者、文芸評論家。慶應義塾大学大学院(哲学)修了。東工大、埼玉大学教員を経て現職。著書=『小林秀雄とベルグソン』『小説三島由紀夫事件』『保守論壇亡国論』『ネット右翼亡国論 』『曽野綾子大批判 』『エセ保守が日本を滅ぼす 』『最高裁の罠 』など。『マルクスとエンゲルス』を「月刊日本」に連載中。近刊予定に『佐藤優対談集』『小説・南洲伝』など。

革命的国家論=ルソーとヘーゲル(2)ー〜〜〜(下へ続く。本文を読みたい人は、ここをクリック。)

にほんブログ村 政治ブログへ

革命的国家論=ルソーとヘーゲル(2)

若きヘーゲルは、ルソーの政治哲学と、その思想的影響下におこなわれた「フランス革命」に深い影響を受けていた。ルソーには、代表作として、『学問芸術論』、『人間不平等起源論』、『社会契約論』の三著がある。

ルソーの政治哲学は、簡単に要約すれば、「自然に還れ」「人間は原始時代、野生時代には身分差別や格差がなく平等だった」「一般意志による国家形成」というようなものだが、これらの思想は、現代の我々から見れば、ある意味では常識的な主張だろう 。


しかし、ルソーが生きた時代には、神をも恐れぬ、邪悪な異端思想であった。それ故に、ルソンは、激しい論戦に巻き込まれることになる。