山崎行太郎への緊急連絡(レポート)や原稿依頼、取材などは、以下の「携帯電話」か「メール」でお願いします。 👉 090-6007-0726。👉yama31517@gmail.com
⬅︎「ブログ村=ランキング」に参加。応援のクリックをお願いします。
西部邁の死とエセ保守全盛時代の終焉(2)〜西部邁氏は、保守や保守主義を定義し、わかりやすく理論化、体系化することによって、エセ保守やネット右翼の大量生産に貢献している。
その意味で、西部邁の死は、エセ保守やネット右翼の今後の盛衰や動向とも無縁ではない。私が、「西部邁の死とエセ保守全盛時代の終焉」というのはそういう意味においてである。西部邁氏は、学生時代は、左翼学生運動のリーダーだった。いわゆる「60年安保世代」の指導者だった。しかし、西部邁氏は、「60年安保」終焉後は、大学に戻り、大学院に進学し、研究者の道を目指す。そして、、アメリカ留学や横浜国立大学助教授などを経て、東大教授となる。その後、東大教授を辞職し、ジャーナリズムを舞台に「評論家」となる。雑誌「発言者」を発行し、保守や保守主義を主張する「保守思想家」というか立場を鮮明にする。この左翼学生運動から保守思想家への転向が、西部思想を解く鍵になる。つまり、西部邁氏は、それ以前の保守思想家たち、例えば小林秀雄、福田恆存、三島由紀夫、江藤淳・・・らとは、少し違う。この微妙な差異をどう見るかで、西部邁評価は大きく異なってくるに違いない。小林秀雄や福田恆存等は、保守や保守主義を定義もしなければ、理論化もしていない。元々保守思想家である彼等はその必要がなかった。しかし、レイトカマーである西部邁氏は、「左翼から保守へ」の転向を明確にするためにも、保守や保守主義を定義、理論化する必要があったのかもしれない。しかしそのことが、西部邁氏を時代の寵児とするとともに、エセ保守やネット右翼のブログ村・ランキングに大量生産に貢献することをなる。皮肉にも、「大衆への叛逆」を唱える大衆批判の急先鋒でありながら、保守の大衆化、保守の大量生産の役割を果たすことになる。
続きは、『思想家・山崎行太郎のすべて』が分かる!!!有料メールマガジン『週刊・山崎行太郎』(月500円)でお読みください。登録はコチラから→http://www.mag2.com/m/0001151310.html ◆◆◆◆◆◆◆◆◆◆◆◆◆◆◆◆◆◆◆◆◆◆

山崎行太郎が、「月刊日本」に毎号、「マルクスとエンゲルス」を連載しています。「月刊日本」3月号と8月号には、適菜収との対談「言葉を破壊する安倍政権」「小池/都民ファーストの正体」が掲載されています。⬇︎ ⬇︎⬇︎
![月刊日本 2017年 03 月号 [雑誌] 月刊日本 2017年 03 月号 [雑誌]](https://images-fe.ssl-images-amazon.com/images/I/51hAJssy1FL._SL160_.jpg)
- 出版社/メーカー: ケイアンドケイプレス
- 発売日: 2017/02/22
- メディア: 雑誌
- この商品を含むブログ (3件) を見る

- 作者: 山崎行太郎,(発行)春吉書房
- 出版社/メーカー: メディア・パル
- 発売日: 2017/07/29
- メディア: 単行本(ソフトカバー)
- この商品を含むブログ (1件) を見る

- 作者: 山崎行太郎
- 出版社/メーカー: ケイアンドケイプレス
- 発売日: 2013/09/14
- メディア: 単行本(ソフトカバー)
- この商品を含むブログ (3件) を見る

- 作者: 山崎行太郎
- 出版社/メーカー: 彩流社
- 発売日: 1997/12
- メディア: 単行本
- クリック: 258回
- この商品を含むブログ (43件) を見る

- 作者: 山崎行太郎
- 出版社/メーカー: 四谷ラウンド
- 発売日: 2000/11
- メディア: 単行本
- 購入: 1人 クリック: 126回
- この商品を含むブログ (32件) を見る

- 作者: 山崎行太郎
- 出版社/メーカー: 総和社
- 発売日: 2012/06/23
- メディア: 単行本
- クリック: 65回
- この商品を含むブログ (39件) を見る

- 作者: 佐高信,山崎行太郎
- 出版社/メーカー: ケイアンドケイプレス
- 発売日: 2014/04/19
- メディア: 単行本(ソフトカバー)
- この商品を含むブログ (4件) を見る

- 作者: 志岐武彦,山崎行太郎
- 出版社/メーカー: ケイアンドケイプレス
- 発売日: 2012/12/10
- メディア: 単行本
- 購入: 1人 クリック: 69回
- この商品を含むブログ (24件) を見る


★ この記事の続きは、「イデオロギーから存在論へ」「文学や哲学を知らずして政治や経済、軍事をかたるなかれ」がモットーの『思想家・山崎行太郎のすべて』が分かる!!!メルマガ『週刊・山崎行太郎』(月500円)でお読みください。登録はコチラから
👉http://www.mag2.com/m/0001151310.html
★山崎行太郎への緊急連絡(レポート)は、メールフォームからお願いします。
👉 https://ws.formzu.net/fgen/S49964599。
★ 下記のブックマーク(+B)、Twitter、Facyebook(シェア)もよろしくお願いします。