山崎行太郎(哲学者、文芸評論家)-Blog『毒蛇山荘日記』

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西部邁の死と「エセ保守全盛時代」の終焉(4)ー「保守」と「保守主義」とが違うように、「保守」と「保守主義研究」は違う。西部邁氏は「保守主義研究」では大きな成果を上げたと思うが、厳密な意味では「保守」ではなかった。西部邁氏の代表作がどの作品かは即断出来ないが、『経済倫理学序説』にしろ『ソシオ・エコノミクス』『大衆への叛逆』にしろ 、「保守」の作品とは言いがたいのではないか?〜〜〜(下へ続く。本文を読みたい人は、ここをクリック。)

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西部邁の死と「エセ保守全盛時代」の終焉(4)ーー「保守」と「保守主義」とが違うように、「保守」と「保守主義研究」は違う。西部邁氏は「保守主義研究」では大きな成果を上げたと思うが、厳密な意味では「保守」ではなかった。西部邁氏の代表作がどの作品かは即断出来ないが、『経済倫理学序説』にしろ『ソシオ・エコノミクス』『大衆への叛逆』にしろ 、「保守」の作品とは言いがたいのではないか?小林秀雄は、マルクスが『資本論』の代わりに「芸術論」を書いたとしたら、プレハーノフのようにトルストイの「芸術とは何か」の分析から始めるのではなく、『アンナ・カレニーナ』の分析から始めただろう、と言っている。これを、私なりに言い換えると、「保守とは何か」とか「保守主義とは何か」とかいうような保守主義研究ではなく、保守として具体的な作品を書いただろう、ということである。(続く)



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