マルクスとエンゲルス(44)ー小林秀雄の「マルクスの悟達」を読む(2)   小林秀雄のマルクス論を続ける。私は、小林秀雄のマルクス論が、世界的なマルクス論やマルクス研究のレベルから遅れているとも、劣っているとも思わない。けしろ逆に、小林秀雄のマルクス論は、欧米のマルクス論やマルクス主義研究を、遙かに越えている、と考える。少なくとも、小林秀雄のマルクス論は、欧米のマルクス論やマルクス主義研究に、見られないものである。小林秀雄の文芸批評が、欧米の文芸批評とまったく異なるように、小林秀雄のマルクス論は、欧米の

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マルクスエンゲルス(44)ー小林秀雄の「マルクスの悟達」を読む(2)

  小林秀雄マルクス論を続ける。私は、小林秀雄マルクス論が、世界的なマルクス論やマルクス研究のレベルから遅れているとも、劣っているとも思わない。けしろ逆に、小林秀雄マルクス論は、欧米のマルクス論やマルクス主義研究を、遙かに越えている、と考える。少なくとも、小林秀雄マルクス論は、欧米のマルクス論やマルクス主義研究に、見られないものである。小林秀雄の文芸批評が、欧米の文芸批評とまったく異なるように、小林秀雄マルクス論は、欧米のそれとは全く異なる。言い換えれば、欧米のマルクス論やマルクス主義研究が、あくまでも思想内容(マルクス主義)の研究なのに対して、小林秀雄のそれは、あくまでも「内在的」、つまり「存在論的」なものである。つまり、小林秀雄にとって、マルクス主義ではなくマルクスが問題であった。マルクス主義ではなくマルクスである。つまりマルクス主義的思考ではなくマルクス的思考である。
 では、小林秀雄の言う「マルクス的思考」とは何か。小林秀雄はこう言っている。

 《若しマルクスが「資本論」の代わりに「芸術論」を書いたとすれば、彼はプレハノフの様にトルストイの「芸術とは何ぞや」の解析から始めなかったらう。素直に「アンナ・カレニナ」から、いや言葉の分析から始めたであらう。》(「マルクスの悟達」)

 小林秀雄のこの短い文章は、何を言おうとしているのだろうか。マルクスが「芸術論」を書いたら、「芸術とは何ぞや」の解析からではなく、「アンナ・カレーニナ」の分析から始める、とはどういうことか。あるいは「言葉」の分析から始めるとは?
 ここで、小林秀雄が「芸術論」に例えて言いたかったことは、マルクスは、例えば、「芸術論」を書き始めるのに、芸術を定義したり、理論化したり、体系化することではなく、芸術的活動そのもの、つまり実践、制作から書き始めているということだろう。『資本論』がそうだというわけだろう。たしかにマルクスの『資本論』は、「商品の解析」から始まっている。マルクスの『資本論』は芸術作品であって、芸術論ではない、ということである。言い換えれば、マルクス主義者は、逆に芸術制作ではなく、「芸術とは何か」という芸術論から始めてているということだろう。(続く)



(続く)

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