初めて「南洲墓地」(南洲神社)に行って来た。私はロマン主義的な英雄伝説も郷土自慢的メロドラマも嫌いである。だから、これまで、敢えて南洲墓地には行かなかった。今回、初めて訪ねてみて、やはりもっと深いものを感じた。西郷隆盛の墓の前に、ボランティアが二人いて、不愉快だった。テレビの通俗的メロドラマに洗脳されたかのようなロマン主義的な英雄伝説と郷土自慢的メロドラマーーーにウンザリした。余計な説明はいらない。静かな墓地のたたずまいだけが感動的なのだ。

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初めて「南洲墓地」(南洲神社)に行って来た。私はロマン主義的な英雄伝説も郷土自慢的メロドラマも嫌いである。だから、これまで、敢えて南洲墓地には行かなかった。今回、初めて訪ねてみて、やはりもっと深いものを感じた。西郷隆盛の墓の前に、ボランティアが二人いて、ステレオタイプの感動を押し付けてくるので、不愉快だった。テレビの通俗的メロドラマに洗脳されたかのようなロマン主義的な英雄伝説と郷土自慢的メロドラマーーーにウンザリした。NHKの大河ドラマブームの影響で仕方ないのかもしれないが、余計な説明はいらない。静かな墓地のたたずまいだけが感動的なのだ。江藤淳が『南洲残影』で、この墓地のたたずまいについて、感動的に書いていた。今にも進軍しそうな陣形の墓地だと。西郷南洲を真ん中に桐野利秋村田新八篠原国幹別府晋介等が両脇に並ぶ。そして有名無名の青年兵士たちが周りを固めている。「南洲遺訓」を書き遺した山形庄内から西南戦争に参加した青年たちも。庄内柿の記念樹も。実物を見て、本当に、そうだと思った。私は、高校時代、一時、この近くに下宿していたが、こんな大規模な西南戦争戦死者たちの墓地があるとは知らなかった。売店で「敬天愛人」のタオルを買った。これから我が書斎に張り付けて、毎日、拝むことにする。私は「敬天愛人」という言葉があまり好きではなかったが、この南洲墓地に来て、多くの戦没者たちの墓群を見て、考えが変わった。


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