山崎行太郎の『毒蛇山荘日記』

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久しぶりに武蔵浦和の本屋さんで立ち読み。佐藤優さんの新著『浦和高校』と『十五の夏』を読み、あらためて佐藤さんの誰に真似できまい独特の思考力と特異な才能、そして行動力に驚く。江藤淳の『定本-南洲残影』を買い、近くのカフェで、再読、三読。司馬遼太郎や林真理子らと比較しつつ熟読。江藤淳の描く西郷南洲は存在論的思考をする存在論的人間だ。司馬遼太郎や林真理子らのような大衆通俗作家たちには理解不可能だろうと思いつつ、ページをめくる。江藤淳と司馬遼太郎の差異は大きい。司馬遼太郎の『翔ぶが如く』は西南戦争を勝者の立場に立

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久しぶりに武蔵浦和の本屋さんで立ち読み。佐藤優さんの新著『浦和高校』と『十五の夏』を読み、あらためて佐藤さんの、誰にも真似できない独特の思考力と特異な才能、そして行動力に驚く。浦和高校一年(15歳)にときに、東欧単独旅行とは。江藤淳の『完本-南洲残影』を買い、近くのカフェで、再読、三読。司馬遼太郎林真理子らと比較しつつ熟読。江藤淳の描く西郷南洲存在論的思考をする存在論的人間だ。司馬遼太郎林真理子らのような大衆通俗作家たちには理解不可能だろうと思いつつ、ページをめくる。江藤淳司馬遼太郎の差異は大きい。司馬遼太郎の『翔ぶが如く』は西南戦争を勝者の立場に立ち、薩摩出身ながら、洋行帰りの新帰朝者、警察官僚=川路利良を主人公に仕立てて、西郷南洲桐野利秋村田新八らの薩軍の負け戦とその原因が何処にあったを、結果論的に、言い換えればヘーゲル的に描く。薩軍には戦略も軍略も教養もなかった、と。司馬遼太郎西南戦争史観は、欧米的な軍隊制度や警察制度を導入した近代主義的な政府軍(善)と、時代の流れが読めない無知蒙昧な、土着的な反乱軍(悪)という単純な図式だ。逆に江藤淳は「負けると分かっていても戦わなければならいことがある」、「大東亜戦争もそうだった」と、勝者史観を根底から拒絶し、負けると分かっていても最後まで戦い切るという「敗者の哲学」を主張し、敗残兵として南九州の山野を逃走する薩軍の兵士たちを、大東亜戦争ビルマインパールの敗残兵や特攻兵士たちと重ねあわせながら、克明に描く。ここには甘ったれた「敗者の美学」などはない。負け戦を最後まで戦った、「勝者の哲学」よりはるかに強靭な「敗者の哲学」がある。それを、江藤淳は「西郷南洲という思想」だと言う。この『完本南洲残影』には『南洲随想』収録の対談も含まれ、私の好きな「失敗を選ぶ」というエッセイも収録されている。無論、江藤淳は「敗者」への憐憫から「敗者の美学」というロマン主義を主張したのではない。司馬遼太郎は、「勝った戦争」しか描かなかった。西南戦争、日清=日露戦争は、明治新政府が勝った戦争だった。しかし、司馬遼太郎は、日本国と日本国民が、国の存亡を賭けて戦った最大の悲劇=大東亜戦争を描かなかった。描けなかった。この大衆通俗作家には、惨敗した大東亜戦争 (ノモモンハン事件?)は手に負えなかったのだろう。西南戦争も、勝者としての政府軍の立場から描かれている。言い換えれば、大東亜戦争を米軍の立場から描いているようなものだ。


(続く)






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