山崎行太郎の『毒蛇山荘日記』

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20数年前から、つまりwindows95が発売された頃から、私は、言論活動の中心軸を、雑誌や新聞に依存する他者依存的メディア体制から、ネット、blog 、Twitter、Facebookなどのような、自由気侭に発言出来る自立的なメディア体制へ移した。

20数年前から、つまりwindows95が発売された頃から、私は、言論活動の中心軸を、雑誌や新聞に依存する他者依存的メディア体制から、ネット、blog 、TwitterFacebookなどのような、自由気侭に発言出来る自立的なメディア体制へ移した。

その頃、私の目標は、言いたことを 、
誰はばかることなく、自由気ままに発言する江藤淳吉本隆明ような存在になることだった。

特に、その頃、「試行」という同人雑誌的なマイナーなメディアを中心軸に活躍していた吉本隆明の「自立メディア論」に共感していた。

しかし、私は、吉本隆明のように、同人雑誌を運営していくだけの能力も情熱も持ち合わせていなかった。

私も、江藤淳吉本隆明のように、言いたいことを言い、書きたいことを書き、気に食わない言論人とは論争を繰り返す、という生き方に憧れていた。

そこに登場してきたのがパソコンであり、ネットであり、いわゆるSNSであった。そこで、私は、雑誌や新聞への依存を止め、ネットに比重を移したのである。

吉本隆明における『試行 』や江藤淳にとっての『 季刊芸術』が 私にとってはネットでありblogだったと言っていいかもしれない。私にとっては、ネットやTwitterFacebookは、誰が何と言おうと、最後の生命線である。

無謀な決断だったが、結果的には、それは正解だった。

当時、雑誌や新聞などで原稿料を貰いながら、派手に活躍していた作家や批評家の多くが、わずかの例外を残して、消えていった。

雑誌や新聞の編集部の編集方針が変われば、活動の舞台はなくなる。生き続けようとすれば、編集部の奴隷になるか、沈黙するしかない。ネットメディアの登場と普及は、それをさらに推進した。

当然、文壇や論壇には、、主体的に物を言う人が激減し、もっぱら体制迎合、時局迎合、大衆迎合のゴマスリ文化人、ヨイショ文化人、カメレオン文化人しかいなくなった。

たとえば現体制や現政権へのゴマスリやヨイショしか出来ない「エセ保守」の氾濫もその一例だろう。

(続く)

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