山崎行太郎(哲学者、文芸評論家)-Blog『毒蛇山荘日記』

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早稲田大学教授で文芸評論家の渡部直己が、セクハラ問題で辞任においこめられた模様である。 セクハラやパワハラ、暴力問題など、エセ弁護士やインチキ文化人、芸人崩れのテレビコメンテーター等が主導する「エセ倫理主義」もここまで来たかと、感慨にたえない。 そろそろ、過剰なエセ道徳主義、エセ倫理主義、エセ法律原理主義の風潮に歯止めかけるべきだと思っていたが、「渡部直己セクハラ問題」は、いいチャンスだ。ネットでは、相変わらず、被害者が可愛そうだ、渡部直己教授の責任を追及せよ、という意見が多いが、私はそうは考えない。

早稲田大学教授で文芸評論家の渡部直己が、セクハラ問題で辞任においこめられた模様である。

https://www.asahi.com/amp/articles/ASL6W0DY3L6VUTIL078.html?__twitter_impression=true

セクハラやパワハラ、暴力問題など、エセ弁護士やインチキ文化人、芸人崩れのテレビコメンテーター等が主導する「エセ倫理主義」もここまで来たかと、感慨にたえない。

そろそろ、過剰なエセ道徳主義、エセ倫理主義、エセ法律原理主義の風潮に歯止めかけるべきだと思っていたが、「渡部直己セクハラ問題」は、いいチャンスだ。ネットでは、相変わらず、被害者が可愛そうだ、渡部直己教授の責任を追及せよ、という意見が多いが、私はそうは考えない。

渡部直己は簡単には潰れない。渡部直己は、いい意味で、確信犯である。渡部直己は、身を投げ打って、最近の日本の思想的堕落を告発しているように見える。

私が、Twitterで、渡部直己を擁護すると、早速、中大法学部教員(大杉謙一,)と称する馬鹿か、自信満々に、凡庸な常識論を振り回して、上から目線で反論してきた。

無論、私は、例によって、いつもの通り反撃した。「お前等のようなエセ弁護士やエセ法律万能主義者が日本を滅ぼす。」、「文学や哲学は、法律や道徳より深いのだ。」と。その後、大杉謙一(中大教員)は沈黙。逃げた?

さて、ネット情報によると、指導していた女子大学院生に、酒の席で、「俺の女になれ」と迫ったという事だ。渡部直己自身も、マスコミの追及に、それを半ば認めている様で、問題が発覚し、新聞社やネット騒ぎ始めた以上、辞職の意向だったようだが、すでに辞色願いを提出したらしい。

私は、渡部直己のことは、若い時、まだ20代の頃から交流があり、よく知っている。その後、論争相手になったこともあり、交流はなくなったが、彼の著作物や活躍は、よく知っている。

渡部直己がそいう問題を、まったくおこしそうもない品行方正な奴だとは思わない。渡部直己なら、そういうこともあるかもしれないと思う。渡部直己は危険な男である。渡部直己は熱血漢である。文学や教育においても、行き過ぎもあったのであろう。

文学や文学の現場が、セクハラやパワハラと無縁だとも思わない。ドストエフスキーの『罪と罰』を見るまでもなく、もともと文学や哲学は危険なものである。常識や道徳や法律的正義を疑い、否定、批判するところに、文學や哲学の存在意義がある。ニーチェには『道徳の彼岸』という著作がある。

酒の席で「おれの女になれ」と言われたぐらいで、騒ぎ立てたり、泣き喚いて彼の元に駆けこんだりーーするような女には、文学や小説などの現場に近付かないほうがいい、と私は思う。

私は、不謹慎かもしれないが、文壇の周辺で、こういうスキャンダルが起きたことは、渡部直己には悪いが、いいことだったと思う。これで、文学の本質や実態が明らかになり、批評や文学が蘇る可能性が出て来たからだ。

最近は、「作家のサラリーマン化」「作家の大学教授化」で、文学は衰退し、瀕死状態にあった。

言い換えると、ニセモノたちが淘汰されることになると思うからだ。ニセモノとは、文壇の中のエセ倫理主義者、エセ道徳主義者だ。今、ネットで騒いでいるような連中だ。

私に反論してきたもう一種の人種は、文学研究者である。文学を学問だと考え、やれ博士論文がどうのこうの、博士号がどうのこうの、大学教授には博士号が必要だとか、文学とは無関係なことを言って騒いでいる奴らである。

私は、文学研究者は、文学を飯のネタにして 、大学という職場に寄生している「社畜」でしかないと思っているが、本人たちは、我こそ文学者だと思っているらしい。むろん、彼らは、研究者であって、文学を実践している文学者ではない。

彼等が、文学教育の現場で、セクハラやパワハラはケシカランと、エセ弁護士らと同様に騒いでいる。彼等は、文学とは、セクハラとパワハラとは無縁な、もっと健全なものだと思っているようだ。むろん彼等の勘違いである。

結局、文学研究者は文学者ではない。革命研究者が、革命家ではないように。この事実を確認できただけでも、「渡部直己セクハラ問題」には、歴史的意義があったと思う。

文学研究者は文学者ではない。渡部直己問題は文学の問題だ。大学という職場にしがみつくしか能のない文学研究者(サラリーマン教員)は黙って、引っ込んでいろと言いたい。
(続く)


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