山崎行太郎(哲学者、文芸評論家)-Blog『毒蛇山荘日記』

山崎行太郎へのメール→dokuhebi31517@yahoo.co.jp

最近、政治も政治家も政治哲学の世界も 、凡庸で、予定調和的な言説ばかりがあふれ、全くつまらないので、文学はどーなっているのか、と文壇や文学に興味を持つようになった。

その時、「三田文学」編集長更迭事件や渡部直己セクハラ事件、そして北条裕子盗作疑惑事件が起こり、ますます興味を持つようになった。ぉぉー、何かが起こりそう?というわけだ。

しかし、何も起こらない。特に、北条裕子盗作事件である。芥川賞はダメだったようだが、島田紳助先生の話、いや、芥川賞選考委員=島田雅彦先生の講評によると、何やら、歯にものが挟まったかのような、曖昧な決着で誤魔化そうという雰囲気。

盗作なのか、盗作でないのか?傑作なのか、駄作なのか?ハッキリしろよ、と思ったが。曖昧模糊。誰も責任を取る覚悟がないらしい。

ダメだ、コリやー。と思っていたら、送って来た『 文学界』を読んでいると、巻末の匿名コラム『鳥の眼、虫の眼』で、北条裕子盗作問題に、真正面から切り込んでいる。面白い。バッシング覚悟で書いている。すべてよし。

島田雅彦先生にこの覚悟があったらなー、と思った今日この頃であった。