山崎行太郎(哲学者、文芸評論家)-Blog『毒蛇山荘日記』

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私は、ヒロシマ、ナガサキの原爆祭りも嫌だったが、武道館の全国戦没者慰霊式にも強い違和感を感じていた。が、今、それが何故だか分かる。( 続く)

私は、ヒロシマナガサキの原爆祭りも嫌だったが、武道館の全国戦没者慰霊式にも、天皇陛下の「 お言葉」にも強い違和感を感じていた。が、今、それが何故だか分かるような気がする。

私は、お祭り騒ぎと化したヒロシマナガサキにも、そして武道館の全国戦没者慰霊式にも、本当の死者はいないのではないか、と思う。では、戦没者たちの霊は何処にいるのか?

私は、私の生まれ育った「 勝目村( かつめむら )」の戦没者慰霊碑を今回、初めて見て、本当の死者たちの霊はここにいると思った。ヒロシマにもナガサキにも 、そして靖国神社にも武道館にもいないのではないか。

全国の村や町には、我が「 勝目村」同じような戦没者慰霊碑があるはずだ。そして多くは忘れられ、雑草に覆われているはずだ。それでいいのか。

私の思想も思考も、本当の死者たちとともに始まる。父親、母親、長兄・・・、そして先祖たち・・・。ヒロシマナガサキ東京武道館・・・のような盛大な、しかし薄っぺらなメロドラマと化した空疎な儀式とともに始まることはない。

梶井基次郎ではないが、壮大な式典を観ていると、「 檸檬の爆弾」でも投下したくなる。いい加減にしろ!と。お前らがやるべき事は、足元にあるだろう、と。

私は、不覚にも、自分の育った「 勝目村」に、勝目村から出征し、戦地でたおれた戦没者たちの合同慰霊碑があるなどとは、今夏まで、考えてもみなかった。

私も、多くの人がそうだったように、靖国神社や特攻記念館のことしか考えなかった。こんな立派な戦没者慰霊碑があるとは?

私は、私の原点はここにあると確信した。この寂しい、苔むした貧しい戦没者慰霊碑こそ、私の思想と思考の原点になるはずだと。遅ればせながら、そう思う。

今後、お盆に帰る時は、この故郷の先輩たちの戦没者慰霊碑にお参りし、線香を手向けたいと思う。

旧=勝目村。国道225号線沿いに、鹿児島、川辺峠、川辺、サケスギ、勝目村、峯尾峠( ミノン峠 )、枕崎と、薩摩半島の中央部を縦断する街道( 国道225 )沿いの小さな村だ。私の母校=勝目中学は、もうかなり以前に廃校となり、跡地は、現在、勝目小学校となっている。

私は、勝目城跡の近くにある『 勝目中学 』を卒業してから、鹿児島市内の『 甲南高校 』に進学し、高校を卒業すると、上京し、『 慶應義塾大学 』に進んだ。だから、長いこと、田舎のことは、忘れることにしていたが、完全に忘れられるものではない。

勝目村の合同慰霊碑を発見して、懐かしい「 勝目村」という言葉を思い出した。「 ああ、これが私の故郷だ。〜〜〜。お前は、何をして来たのだと、吹き来る風が言う〜〜〜。」(中原中也 )

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(続く)

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小生(山崎行太郎)も、毎晩、呑んでいる薩摩半島吹上浜の「芋焼酎」=「西海の薫」(原口酒造)です。鹿児島の「シラス台地」で栽培された薩摩芋の濃厚な薫りがします。

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