山崎行太郎の『毒蛇山荘日記』

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(続29)「新潮45」を廃刊に追い込んだ「 LGBT騒動 」について。「新潮」12月号が、「『新潮45』廃刊事件」に関して、先月号の高橋源一郎の「小川榮太郎批判」に続いて特集記事を掲載しているということで 、早速、日大芸術学部の図書館で読んだ。期待していなかったが、予想通りと言うより、予想通り以上にくだらないものだった。 ( 続く)

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(続29)「新潮45」を廃刊に追い込んだ「 LGBT騒動 」について。「新潮」12月号が、「『新潮45』廃刊事件」に関して、先月号の高橋源一郎の「小川榮太郎批判」に続いて特集記事を掲載しているということで 、早速、日大芸術学部の図書館で読んだ。期待していなかったが、予想通りと言うより、予想通り以上にくだらないものだった。
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「新潮社」社長のコメントや、「新潮」編集長の矢野優の編集後記の記事は、必要以上に、問題の本質に踏み込んだものだったが、そあまりの反響の大きさにビビったのだろうか、徹底して逃げ腰の特集記事だった。「ひとまず、特集記事を掲載しました。これで終わりです。」と言っているようなものだ。特集記事に参加した5、6名の作家や評論家や思想家等も、問題の大きさに対して極めて軽量クラスの人物ばかり。発言内容も、どーでもいいような話ばかり。せめて、曽野綾子ぐらい出せよ
と言いたい。私は嫌いだが、この問題に関して「 正論 」を言っている曽野綾子桜井よしこ ぐらい出してもらいたい。そして侃侃諤諤。しかし、特集記事は小学生の読書感想文以下のレベル。だから、批判もコメントもする気にならない。「あー、そうですか、よーござん
したね」という程度の特集記事だ。そもそも問題の中心人物、矢野優編集長や高橋源一郎等が、一言も、発言していないことから、「新潮」編集部に、「やる気」がないことはミエミエ。矢野優編集長は、小川榮太郎からの対談申し込みも断ったようだ。なら、最初から偉そうなことを言うなよ、って。先月号の編集後記における、矢野優編集長の強気の発言は何だったのか。今でも、私は、この「編集後記事件」で、矢野優編集長の首がとぶだろうと予想しているが、何事もなく、このまま静かにおわりたいというようなユルい空気感が漂ってくる。最初に署名活動までして、「『新潮45』廃刊事件」にまで発展させた「女子社員」たちは、どこへ消えたのか。堂々と反論し、論争の矢面に立てよ。何をビビっているのか。しかし、一度、「地雷」を踏んでしまった以上、そう易々と逃げるわけにはいかないだろう。『 月刊HANADA』はやる気満々。場外乱闘も辞さない構え。『新潮』の特集記事と『 月刊HANADA』の特集記事とは雲泥の差である。『 月刊HANADA』には 新潮社の現役社員と思しき人物による「新潮社」内部の個人情報もどきの内部告発的記事もあり、「新潮」12月号の特集記事の「 無風状態 」とは異なり、「新潮社」内部の事態の深刻さは計り知れないものと思われる。たとえば、「新潮45」の編集体制は 、全員男性で、しかも、編集長を除き、ほぼ全員がベテラン社員だったようだ。私は、「新潮45」編集部は、杉田水脈論文や小川榮太郎論文をそのまま掲載したのは、「 不注意 」とか「 判断ミス 」・・・とかいうものではなく、確実に「 確信犯」だったと思う。もちろん、私は、杉田論文も、小川論文も、何ら問題ないものだったと思う。もちろん、異論や反論は、あるだろう。言葉の細かい意味や解釈に関する相違はあるだろう。しかし、問答無用のバッシングの対象になるものとは思はない。杉田論文に至っては、杉田水脈の話した内容を編集部員( ゴーストライター )が、文章化したというではないか。文章に初歩的な不備がありあるとは思えない。おそらく、肝心の問題は、今、騒いでいるような、いわゆるLGBTや文章表現の問題(生産性、性的嗜好性的指向、痴漢?0 )にはない。これは私の臆断だが、問題の火付け役である『朝日新聞 』や『 新潮社 』が、反論が出始めると、急に無口になったのは、その肝心な問題を隠蔽するためだろう。何故、『朝日新聞』や『新潮社』は、日本を代表する大新聞 、大出版社であるにも拘わらず、議論や論争から逃げるのか。しかし、何回も言うが、そんなことは、無理だろう。いかに議論や論争から逃げ、かたくなに沈黙を続けようと、問題は噴出している。私が、最初から言っているように、「『新潮45』廃刊事件」の闇は深い。しかも、今 、まさに 闇は切り開かれようとしている。
現代日本の文学や思想、学問の「衰退 」と「 貧困 」に通底する根の深い問題が 、そこには潜んでいる。
( 続く)
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