山崎行太郎の『毒蛇山荘日記』

山崎行太郎へのメール→dokuhebi31517@yahoo.co.jp

( 続12 )「ゴーン逮捕事件」を読む。「webーronnza」に面白い記事が出ている。フランス在住の日本人女性ジャーナリト、元産経新聞記者=山口昌子の書いた文章だ。読んで、笑った。タイトルは、次の通り。 ▼▼▼以下引用▼▼ ▼ パリで感じる「ゴーン事件」の危うさ 日産はフランスの尾を踏んだ? 日本はやはり外国人嫌い? 陰謀説も…… 山口 昌子 在フランス・ジャーナリスト 2018年11月25日 ▲▲▲引用終了▲▲▲ 要するに、フランス在住女性の「おフランス崇拝」記


「人気ブログランキング」と「ブログ村」に参加しています。一日一回の「クリック」、よろしくお願いします

人気ブログランキング
にほんブログ村 政治ブログへ
にほんブログ村
■■■■■■■以下本文■■■■■■■
( 続12 )「ゴーン逮捕事件」を読む。「webーronnza」に面白い記事が出ている。フランス在住の日本人女性ジャーナリト、元産経新聞記者=山口昌子の書いた文章だ。読んで、笑った。タイトルは、次の通り。
▼▼▼以下引用▼▼ ▼
パリで感じる「ゴーン事件」の危うさ
日産はフランスの尾を踏んだ? 日本はやはり外国人嫌い? 陰謀説も……
山口 昌子 在フランス・ジャーナリスト
2018年11月25日
▲▲▲引用終了▲▲▲

要するに、フランス在住女性の「おフランス崇拝」記事だ 。言い換えれば、素朴なフランスかぶれの日本人女性による「 日本蔑視論 」だ。サブ・タイトルに、「日産はフランスの尾を踏んだ」とある。「 えっ!?フランス様の尾を踏んだ!?」と思って、本文を読んでいくと、なんのことはない。「フランスの『 エリート主義』は素晴らしい。 」「マクロンもゴーンも名門エリート大学(ena、ポリテクニック)出身の『 超エリート』だ。 」、「フランスの『中央集権主義』も、大衆や民衆を切り捨てる『富裕層中心主義』も素晴らしい。」・・・と言うのだ。たとえば、こういう文章で始まっている。

▼▼▼以下引用▼▼ ▼
●「ゴーン逮捕」に抱く二つの疑念
 日本を騒がせている「ゴーン逮捕」をパリから見ていると、二つの懸念を抱かざるを得ない。一つは、日産はカルロス・ゴーン氏、即ちルノー、即ち三色旗(フランス)というトラの尾を踏んだのではないかということ。二つ目は、日本はやっぱり「攘夷」、「外国人嫌いだ」という印象を外国人に与えたのではないかということだ。
 日本式に言えば、金融商品取引法違反のゴーン容疑者だが、フランス的に言えば、「推定無罪」(ルメール経済相)、まだ刑が確定したわけではないから敬称を付けることにする。西川廣人社長が「逮捕会見」をした際、ゴーン氏を時々、敬称抜きで呼んだと、仏誌が批判していて、ビデオニュースを見たら、確かに「身内だから敬称抜き」ではなく、呼び捨て、悪漢扱いで、失礼な感じがした。ルノーではまだ、最高経営責任者(CEO)だ。
▲▲▲引用終了▲▲▲

何か、違和感を感じさせる文章だ。この「上から目線」のモノの言い方は、実は、「 欧米崇拝 」「おフランス崇拝 」から来ていること間違いない。さらに、こんなことも。

▼▼▼以下引用▼▼ ▼
●中央主権国家・フランスが持つ特殊性
 フランスは王政、帝政、共和制と体制が変わっても、中央集権国家であることに変わりはない。アメリカのように合衆国でも、ドイツのように連邦でも、イギリスのように立憲君主制でもない。「子供のケンカに親、すなわち国家が出てくる国」なのである。
 フランス人を相手にケンカをするときは、常に国旗「三色旗」と国歌「ラマルセイユーズ」が背後に控えていることを考えるべきだ。実際、マクロン大統領とゴーン氏は最近、ルノーによる日産合併で合意している。それで日産が慌てて、ゴーン氏を放り出したとの説もある。
 マクロン氏が経済相だった頃、ゴーン氏との関係は良くなかった。だが、大統領になれば話は別だ。中央集権国家フランスでは、マクロン氏の支持率がいかに低かろうが、大統領は“絶対君主”といえる。経済相としてのマクロン氏は軽視できても、大統領になれば絶対服従だ。その意味で、ゴーン氏とマクロン氏は今、密接な関係にある。
▲▲▲引用終了▲▲▲

「 フランス人を相手にケンカをするときは、常に国旗「三色旗」と国歌「ラマルセイユーズ」が背後に控えていることを考えるべきだ。 」には笑った。時代錯誤(アナクロニズム )も甚だしいが、これが、パリ在住日本人女性ジャーナリトの哀れな実態( おフランス崇拝?)だと思えば、哀れを通り越して、気の毒になるぐらいだ。フランス文化に洗脳されると、ここまで馬鹿になれるものなのか、と。

▼▼▼以下引用▼▼ ▼
 ゴーン氏は、理工科系の秀才学校ポリテクニック(理工科学校)卒のエリートで、卒業後は同校の上位5、6人しか入学できない最難校MINES(高等鉱業学校)に進んだ大秀才だ。そろそろ卒業という時に、大手タイヤのミシュランから電話がかかってきて、ブラジルの工場長として就職した。
▲▲▲引用終了▲▲▲

いやはや(笑)。だから、なんだって言うのかね。日本人よ、へりくだって、土下座でもしろと言うのかね。しかしながら、ゴーンは、日産のリストラ、日本国民のリストラ・・・には成功したようだが、ルノーのリストラ、フランス国民のリストラには失敗したようだ。何故なのか。マクロンもまた、その強力な超エリート主義的な『 絶対君主』気取りながら、フランス国民の統治には成功しているようには見えない。ゴーンやマクロンの権力行使は、日本のような『 被=植民地』には有効だが、フランス国内では無効なようだ。何故なのか。日本や日本人を、便利な『植民地』、無知で従順な『原住民 』とでも考えているのだろう。そこのところを、山口昌子といフランス在住女性に聞いてみたいが 、無理のようだ。フランス文化の欠点や欠陥も、この東洋の植民地出身の馬鹿女には、ただひたすら、「 素晴らしい」ということらしいから。

▼▼▼以下引用▼▼ ▼
日本人にすれば、グルメやモードの軟弱な国と思っているフランスが偉そうな顔をするのは耐えられないのかもしれない。ただ、そもそも日仏のものの考え方の最大の相違は、司令官像、つまりトップ像にある。これは、フランスが「中央集権国家」であることとも大いに関係している。強力なトップの下で統率されないと、元来、自分勝手、自由気ままなフランス人は統率できないのだ。それゆえ、フランスは統率力のあるエリートを育てるのに熱心だ。いわゆるエリート校の学生には、“月給”が出ることが象徴するように、彼らは国を背負って立つ大事な人材なのだ。
▲▲▲引用終了▲▲▲

「貧富の差」を肯定し、「格差社会」「 階級社会 」を肯定する「超エリート主義 」こそ、フランスの構造的欠陥のように見えるが、この馬鹿女には、そうは見えならしい。最後に、この白人気取りの東洋女は、フランス政府の逆襲を期待しているかのように、次のように書いている。フランスを舐めたらアカンゼヨ、と。

▼▼▼以下引用▼▼ ▼
●「三色旗」を踏まれたフランスの出方は?
 筆者にとっては、1億円も10億円も100億円も、単に「巨額」という認識しかない。ゴーン氏がどれだけの高額のお給料をもらい、どれだけのお金をごまかしたのかは、あまり関心がない。ただ、世の中には文字通り、桁違いのすごい金持ちがいるな、と思うことはある。
 例えばパリの「パラス」と呼ばれる超デラックス・ホテルの前に、ニューヨークナンバーやアラブ文字ナンバーの、うっとりするような立派な車が駐車しているのを見た時。大金持ちが個人ジェット機や大型ヨットなどで運転手付きで運んできた車だ。
 あるいは、凱旋門(がいせんもん)を中心に放射状に延びる大通りに面した、外見は何の変哲もない建物の内部を覗いた時。アパートの1室の広さが400や500平方㍍もあり、居間には美術館並の絵画や美術品が展示してあった。最近は少なくなったものの、制服姿の執事やお手伝いさんを見かけることもある。彼らは、自分たちが仕えるマダムやムッシューが、他の館のマダムやムッシューより金持ちで贅沢であってほしいと願っているフシがある。
 フランスでゴーン氏の高給ぶりに関して、日本ほど非難轟轟(ごうごう)ではないのは、こうした社会風土があるからだろうか。
 ともあれ、「三色旗」を踏まれたフランスが今後、どう出るのか。外野席としては、興味深々だ。
▲▲▲引用終了▲▲▲

「web・ronnza」は、確か朝日新聞のWebだったと思う。こういう文章を、Webとはいえ、堂々と掲載する朝日新聞朝日新聞のホンネが出ているのかもしれない。しかも、筆者は産経新聞出身。右も左も、こんなもんだろう。見回してみると、日本のジャーナリトも文化人も、学者や大学教授も、こんな「 植民地文化人 」ばかりだ。『奴隷の思想を廃す 』(江藤淳)と、思わず、叫びたくなる今日、この頃である。

( 続く)

〓〓〓〓〓〓〓〓〓〓〓〓〓〓〓〓〓〓〓
この原稿( 記事)は、最終稿ではありません。今後も加筆修正を繰り返していきます。最終稿は、メールマガジン山崎行太郎の毒蛇通信』でお読みください。
http://www.mag2.com/m/0001151310.html
〓〓〓〓〓〓〓〓〓〓〓〓〓〓〓〓〓〓〓