文芸評論家=山崎行太郎のブログ『毒蛇山荘日記』

文芸評論家。哲学者。慶應義塾大学大学院(哲学)修了。東工大、埼玉大学教員を経て現職。著書=『小林秀雄とベルグソン』『小説三島由紀夫事件』『保守論壇亡国論』『ネット右翼亡国論 』『曽野綾子大批判 』『エセ保守が日本を滅ぼす 』『最高裁の罠 』など。『マルクスとエンゲルス』を「月刊日本」に連載中。近刊予定に『小説・南洲伝』『 小林秀雄とマルクス』『毒蛇山荘日記(1 ) 』など。

「月刊日本」2月号発売中。私は、「月刊日本」に『マルクスとエンゲルス 』を連載しています。 ■ 「月刊日本」2月号発売中。私は、「月刊日本」に『マルクスとエンゲルス 』を連載しています。「マルクス的思考とエンゲルス的思考の差異について」がテーマです。その連載の中で、今、『小林秀雄とベルグソンとマルクス 』という問題に取り組んでいます。実は、処女作である拙著『 小林秀雄とベルグソン』( 彩流社 )が絶版状態にあるので、改題の上、新装版を出したいと思っています。それが『 小

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月刊日本」2月号発売中。私は、「月刊日本」に『マルクスエンゲルス 』を連載しています。
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月刊日本」2月号発売中。私は、「月刊日本」に『マルクスエンゲルス 』を連載しています。「マルクス的思考とエンゲルス的思考の差異について」がテーマです。その連載の中で、今、『小林秀雄ベルグソンマルクス 』という問題に取り組んでいます。実は、処女作である拙著『 小林秀雄ベルグソン』( 彩流社 )が絶版状態にあるので、改題の上、新装版を出したいと思っています。それが『 小林秀雄ベルグソンマルクス』。理論や主義( イデオロギー)ばかりが横行しているところに、現代日本の思想的貧困の原因があります。思考するとは、理論や主義を丸暗記するだけでは、無理です。問題と直接的に向き合う必要があります。小林秀雄は、本居宣長を引用しつつ、『考える 』とは、『かむかう 』のことであって、『かむかう 』とは、身(存在 )と交わること、つまり理論や主義を介在させずに、『対象と直接的に交わること 』だと言っている。このようなベルグソン哲学的な観点から、小林秀雄は、マルクスマルクス主義の差異が、良く分かっていた。言い換えれば、マルクスエンゲルスの差異が。マルクスは 、問題と直接的に向き合って考えた人だったが、エンゲルスは、理論化、体系化の人であった。エンゲルスの文章は分かりやすい。丸暗記出来るからだ。日本のマルクス主義者の多くは、その種のエンゲルス的なマルクス主義者であった。小林秀雄は、そのこと、つまりマルクスエンゲルスの差異を発見した人です。





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