文芸評論家=山崎行太郎のブログ『毒蛇山荘日記』

文芸評論家。哲学者。慶應義塾大学大学院(哲学)修了。東工大、埼玉大学教員を経て現職。著書=『小林秀雄とベルグソン』『小説三島由紀夫事件』『保守論壇亡国論』『ネット右翼亡国論 』『曽野綾子大批判 』『エセ保守が日本を滅ぼす 』『最高裁の罠 』など。『マルクスとエンゲルス』を「月刊日本」に連載中。近刊予定に『小説・南洲伝』『 小林秀雄とマルクス』『毒蛇山荘日記(1 ) 』など。

■「江藤淳」は我が神。「江藤淳」を冒涜する奴は許せぬ。某氏に教えられて、平山周吉と竹内洋(京都大学教授)の対談も読んだ。実にお粗末な対談であった。タダの「江藤淳嫌い」が、「江藤淳」について、不平不満をグダグダ、並べただけの対談だった。なるほど、竹内洋が、いかにクダラナイ三流学者かということが良く分かった。こういう対談を読まされると、ますます、「江藤淳嫌い」や「江藤淳批判者」は増えるだろうと思った が、しかし、「江藤淳」という「文芸評論家」「思想家」の恐ろしいところは、不用意に「江藤淳」に触れると、その人自

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■ちょっとした「江藤淳ブーム」というか、「江藤淳復活ブーム」が起きつつあるらしい。先日も、シンポジュウムが 江藤淳の命日にあわせて、行なわれたらしいが、酷いものだったらしい。まったく。「江藤淳復活」もいいが、ちゃんと読んでからにして欲しいものだ。
■平山周吉の『江藤淳は蘇る 』の刊行に便乗した「江藤淳歿後20年シンポジュム」だったらしいが 、最初から最後まで、江藤淳の足元にも及ばない雑魚どもが、「江藤淳」を矮小化し、「江藤淳」を小馬鹿にしたようなシンポジュムだったと、出席者の一人の感想の又聞き。与那覇潤と言う東大出のバカは、江藤淳には「東大コンプレックス」があったと言ったそうだ。笑止。「東大コンプレックス」という言葉は、東大出にもかかわらず、うだつのあがらない、与那覇潤や小谷野敦のような、「東大出の落ちこぼれ」が、よく使う言葉。(笑)
専修大学神田キャンパスで行われたらしいが、パネルデスカッシヨンに参加したメンバーを見て、唖然。
平山周吉、与那覇潤 、金志映、酒井信(司会)。
一般の聴衆席に、先崎彰容や会田広嗣、齋藤禎等も〜〜~。不思議なことに、「会田広嗣」という謎の人物も発言していたらしいが、会田広嗣は、元共同通信政治記者で、左翼くずれ。左翼ロマンチシズムを告発し続けた「江藤淳」の思想や文学が、正当に理解できるわけがない。米国の保守思想の研究書を出版しているらしいが、何回も言うが、典型的な左翼くずれ。左翼出版社・明石書店から本を出している。「江藤淳」を誹謗中傷するために参加したのだろう。西郷隆盛司馬遼太郎が大事だ〜〜とかなんとか頓珍漢なことを言っていたらしいが・・・。
■聴衆席の一般参加者たちは初老の紳士たちが多かったそうだが、おそらく、彼等は、「江藤淳」の偉大さを同時代的によく知っている世代だろう。パネラーたちの程度の低い軽口の「あまりの馬鹿馬鹿しさ」に、みんな呆れ返っていたらしい。「江藤淳」を、東大出の馬鹿が書いた江藤淳論(小谷野敦江藤淳大江健三郎 』?)を鵜呑みにしたような、無知無学な若者よ、「江藤淳」を畏れよ、だね。
■平山周吉の『 江藤淳は蘇る』がクダラナイのは、最後に、江藤淳の「愛人問題」を暴露して、得意になっていることだ。最後まで信頼されていたらしい編集者が、亡き作家・評論家に対して、やることか。「恩を仇で返す」という言葉もあるが・・・。それにしても、「愛人問題」というシモネ・タスキャンダルにしか興味を持たない最近の馬鹿読者どもの受けを狙ったのだろうが、笑止という他はない。最近の読者も研究者も、「そこ」しか読まない。
■これで、つまり「愛人問題」 を暴露した事で、この本『江藤淳は蘇る 』は、文学的には一文の価値もなくなったと断言していい。小谷野敦の世紀のダボン『 江藤淳大江健三郎』に続くダボンだろう。『江藤淳』の文学や思想に関心も興味もない連中が、『江藤淳本 』を書くと こうなる、という見本です。
■最近、江藤淳研究の界隈では、「江藤淳の後継者は加藤典洋だ・・・」という説が有力らしい。馬鹿馬鹿しい話だ。それは加藤典洋にも失礼だろう。江藤淳加藤典洋は、水と油。江藤淳が、加藤典洋竹田青嗣川村湊らと座談会(「文芸」)を行い、思想的に鋭く対立したことを知らないのか?江藤淳加藤典洋の間に、何処に共通点があるのか。「戦後論」や「アメリカ論」というテーマぐらいだろう?江藤淳加藤典洋等が、座談会で、「喧嘩別れ」に終わったのは当然だろう。思想も信条も、まったく違うのだから・・・。「江藤淳」について語るなら、『夏目漱石』論や『 小林秀雄』論、『作家は行動する 』ぐらいは読んでから、議論しろよ。
江藤淳の後継者は、本人には迷惑かもしれなが、「柄谷行人」である。
■某氏に教えられて、平山周吉と竹内洋(京都大学教授)の宣伝用の対談も読んだ。実にお粗末な対談であった。タダの「江藤淳嫌い」が、「江藤淳」について、不平不満をグダグダ、並べただけの対談だった。なるほど、竹内洋が、いかにクダラナイ三流学者かということが良く分かった。こういう対談を読まされると、ますます、「江藤淳嫌い」や「江藤淳批判者」は増えるだろうと思った が、しかし、「江藤淳」という「文芸評論家」、「思想家」の恐ろしいところは、不用意に「江藤淳」に触れると、その人自身の思想的貧しさが、丸裸にされることだろう。
江藤淳にしろ、小林秀雄にしろ、本や書籍類が、一般読者に大歓迎されるだろうとは思はない。彼等の文章には「猛毒」がある。江藤淳小林秀雄等が提起した「問題群」は、それだけ、底が深いということだ。だからこそ読むに値するということだ。「江藤淳嫌い」が大量にいる一方には、熱烈な愛読者がいることも確かだ。私もその一人だ。やはり、一般読者の間では、「好き嫌い」の分裂は激しいだろう 。仕方がない。

江藤淳の文庫本や書籍類などが、平山周吉などの努力の甲斐もあってか、次々と復刊されているらしい。好き嫌いは別として、江藤淳の文章が、簡単に読めるようになることは嬉しい。読んでから判断しろ。お前らが、馬鹿か凡人か、俺が判定するよ。
■「江藤淳」は我が神。「江藤淳」を冒涜する奴は許せぬ。
(続く)



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