哲学者=山崎行太郎のブログ『毒蛇山荘日記』

文芸評論家。哲学者。慶應義塾大学大学院(哲学)修了。東工大、埼玉大学教員を経て現職。著書=『小林秀雄とベルグソン』『小説三島由紀夫事件』『保守論壇亡国論』『ネット右翼亡国論 』『曽野綾子大批判 』『エセ保守が日本を滅ぼす 』『最高裁の罠 』など。『マルクスとエンゲルス』を「月刊日本」に連載中。近刊予定に『小説・南洲伝』『 小林秀雄とマルクス』『毒蛇山荘日記(1 ) 』など。

「毒蛇山荘」で「佐藤優」を読む(1) ーー「思考する文体」について ーー今日は、朝から天気がいい。また、K温泉まで(7キロ)、散歩がてら、徒歩で行ってみようかと思ったが、考えてみれば、今日は日曜日だ。温泉もスーパーも人が多いはずだ。あいにくだが、今日はやめにした。明日、天気が良ければ、歩いてK温泉まで行ってみよう。というわけで、今朝もまた、大丸(おおまる)小学校まで、往復2キロ、散歩してきた。帰宅してみると、上空が騒がしい。かなりおおきな鳥たちが飛び交っている。何ごとかと思ったら、「毒蛇山荘」の庭に植えら

「毒蛇山荘」で「佐藤優」を読む(1)。ー「思考する文体」について

今日は、朝から天気がいい。また、K温泉まで(7キロ)、散歩がてら、徒歩で行ってみようかと思ったが、考えてみれば、今日は日曜日だ。温泉もスーパーも人が多いはずだ。あいにくだが、今日はやめにした。明日、天気が良ければ、歩いてK温泉まで行ってみよう。というわけで、今朝もまた、大丸(おおまる)小学校まで、往復2キロ、散歩してきた。帰宅してみると、上空が騒がしい。かなりおおきな鳥たちが飛び交っている。何ごとかと思ったら、「毒蛇山荘」の庭に植えられた山桃の実を食べに来ているらしい。道路にも小さな実が落ちている。なるほど、朝から鳥が飛び交っているのは、このせいだったのか。私は 、山桃の実を知らない。山桃の実を見たのも初めてである。もしかしたら、人間も食べられるのかもしれないが、食べたこともない。「ヤマモモ」は、庭木の一種だろう ぐらいしか知識はない。後で、調べてみよう。ところで、「毒蛇山荘」の常備薬ならぬ 常備本として、清水正日大教授の『 ドストエフスキー論全集』や佐藤優の本が置いてある。庭造りや農作業に飽きた時に読むために、常備してあるのだ。2、3日前から、佐藤優の本を、ページをパラパラめくりながら、読んでいる。そして、いつの間にか引き込まれる。『 同志社大学神学部』と『 サバイバル宗教論』『 私のマルクス論』などだ。私の読書は 、最初から最後まで、順番に読んでいく読書法ではない。適当なところを、気分次第で、開いて読み始める。そこで、ピンと来たら、前を読み、後ろを読み、赤線を引きながら、ついには全ページを読み尽くす。私は、2、3行読んで投げ出す本が少なくないが、そもそもそういう本は買わないし、わざわざ、鹿児島の山奥の山荘の書棚に、そういう本を置いておくわけがない。私は、何回読んでも飽きない本だけ買うし、そういう本だけ、鹿児島の山奥の寒村まで持ってきて置いておく。ベストセラー等は、本屋で立ち読みはするが、買わない。金が勿体ないからではなく、そういう本にかかわり合うことは、時間の無駄だからである。ところで、佐藤優の本だが、何回、読んでも飽きない。何故だろうか。「考えること」と「書くこと」を刺激されるからだろう。では、何故、佐藤優の本は、私の思考力と表現衝動を刺激するのか。私見によれば、それは、佐藤優の文体が、「思考する文体」だからである。単に、自分の理論や主張を書き連ねたプロパガンダ文書やイデオロギー文書ではなく、思考のプロセスや思考の背景を詳しく書いているからだ。「思考のプロセスや思考の背景を詳しく書いている・・・」ということは、佐藤優自身が、思考活動と言語活動に主体的に参加しているということだ。江藤淳は、それを、「作家は行動する」(『作家は行動する 』)と言った。「作家は行動する」とは、作家がデモや革命運動に参加することではない。主体的に、実践的に、思考することだ。それが、具体的に現れるのは文体である。文体とは、よく使われる言葉だが 、厳密に言うと、正体の掴めない曖昧模糊とした言葉だ。だから、私は、文体という言葉は、あまり好きではないが、敢えて 、文体という言葉を、他人のためではなく 、私自身に向けて使うことにする。
(続く)






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