哲学者=山崎行太郎のブログ『毒蛇山荘日記』

文芸評論家。哲学者。慶應義塾大学大学院(哲学)修了。東工大、埼玉大学教員を経て現職。著書=『小林秀雄とベルグソン』『小説三島由紀夫事件』『保守論壇亡国論』『ネット右翼亡国論 』『曽野綾子大批判 』『エセ保守が日本を滅ぼす 』『最高裁の罠 』など。『マルクスとエンゲルス』を「月刊日本」に連載中。近刊予定に『小説・南洲伝』『 小林秀雄とマルクス』『毒蛇山荘日記(1 ) 』など。

「毒蛇山荘」で「佐藤優」を読む(2) ー「思考する文体」について。 昨日、朝起きてスマホをひらいたら、画面から、「志村けん死去」のニュースが流れてきた。信じられないので、関連のニュース探してみたが、何処にも出ていない。テレビ局も、「テレ朝ニュース」というアプリを開いてみたが、まだ流していないようだ。5分ぐらいしたら、関連の「速報ニュース」が続々と流れ始めた。ああ、やはり本当なのだ、と初めて実感し、おどろいた。前にも書いたが、私は「志村けん」が好きではない。はっきり言って嫌いであった。しかし、今回の「志村

「毒蛇山荘」で「佐藤優」を読む(2)

ー「思考する文体」について。

昨日、朝起きてスマホをひらいたら、画面から、「志村けん死去」のニュースが流れてきた。信じられないので、関連のニュース探してみたが、何処にも出ていない。テレビ局も、「テレ朝ニュース」というアプリを開いてみたが、まだ流していないようだ。5分ぐらいしたら、関連の「速報ニュース」が続々と流れ始めた。ああ、やはり本当なのだ、と初めて実感し、おどろいた。前にも書いたが、私は「志村けん」が好きではない。はっきり言って嫌いであった。しかし、今回の「志村けん、コロナ感染で入院中」というニュースには 、愕然とした。胸にグサリと来るものあった。笑って済まされないものを感じた。胸騒ぎのようなものを感じたのである。私は、上京の予定を取りやめた。2、3日後には、東京で、稲村公望さんや西郷南洲家五代目当主の西郷隆太郎夫妻との会食の予定だったが、急遽、稲村公望さんとも相談の上で、その会食の予定も取りやめてもらった。「騒ぎ過ぎ」「たいしたことはない」という意見も少なくない。私も、「志村けん入院」のニュースを聞くまでは、そうだった。しかし、自分でも良く分からないが、「コロナウイルス」に対する考え方が大きく変わった。そして6日後の「志村けん死去」のニュースである。私は、1ヶ月前か一年前か もう良く覚えていないが、「志村けんの修行時代」のテレビ番組を見たことがある。あるいは、私の勘違いで、志村けんではなく、別のコメディアンだったかもしれない。いずれにしろ、私の勘違いでなければ、志村けんが、まだ売れない貧乏生活をしていた頃、住んでいたアパートや、世話になった近くの銭湯の家族を訪ねていく番組だった。私は、その頃、志村けんと相棒が、将来、売れる見込みもないにもかかわらず、その銭湯で、真剣に「お笑い」や「コント」の研究と練習に取り組んでいたという話を、銭湯の奥さんが話すのを見て、ちょっと心を動かされた。志村けんも苦労してるんだ・・・と。さて、話は変わる。何故、私が「佐藤優」を読むか、という本来の話に戻る。今、私の炬燵の上に佐藤優の『 同志社大学神学部』という新書本がある。私は、佐藤優の文体が「思考する文体」であると言ったが、それが、顕著なのが 、この新書である。志村けんが、無名の修行時代の町と場所と人を訪ね、自分の「芸」や「お笑い」の原点を探し歩いたように、佐藤優も、自分の思想や宗教の原点を探し歩いている。私は 、同志社大学について、それが京都にあるとか、創立者新島襄だということぐらいしか知らない。そもそも、佐藤優が、同志社大学神学部出身ということが、私には、今でも理解出来ないし、信じられない。今の佐藤優からすれば、同志社大学神学部について語ることは、むしろマイナスになるのではないかと心配になるぐらいだ。しかし、佐藤優は、母校・同志社大学神学部について、熱烈に語る。むろん、佐藤優は、単なる「母校愛」や「母校自慢」を語っているのではない。佐藤優が語るのは、自分を、思想的に育て 、はぐくみ、成長させてくれた思想的風土、あるいは思想的土壌としての同志社大学神学部について、語っているのだ。言い換えれば、佐藤優は、信仰や哲学の理論や体系についてではなく、その理論や体系が産まれてくる思想的背景や土壌、風景について語っている。これは、佐藤優佐藤優たらしめている佐藤優の大きな特質である。






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