哲学者=山崎行太郎のブログ『毒蛇山荘日記』

文芸評論家。哲学者。慶應義塾大学大学院(哲学)修了。東工大、埼玉大学教員を経て現職。著書=『小林秀雄とベルグソン』『小説三島由紀夫事件』『保守論壇亡国論』『ネット右翼亡国論 』『曽野綾子大批判 』『エセ保守が日本を滅ぼす 』『最高裁の罠 』など。『マルクスとエンゲルス』を「月刊日本」に連載中。近刊予定に『小説・南洲伝』『 小林秀雄とマルクス』『毒蛇山荘日記(1 ) 』など。

(学生必読)小林秀雄と宮本顕治(3)。 小林秀雄とマルクス主義との関係に、最初に着目し、重視したのは、『 日本の思想』における丸山眞男です

(学生必読)小林秀雄宮本顕治(3)。

小林秀雄マルクス主義との関係に、最初に着目し、重視したのは、『 日本の思想』における丸山眞男です。他には、「小林秀雄は、マルクスを、マルクス主義者たちより、よく読んで、理解していた。」と言ったのは吉本隆明です。小林秀雄の友人や関係者、あるいは小林秀雄研究者、小林秀雄の愛読者、小林秀雄ファンではありません。中島健蔵によると、小林秀雄自身も、学生時代に、「マルクスはただしい。ただそれだけだ
」と言っていたそうです。要するに、小林秀雄フアンや研究者などは、この問題に関しては、ほとんどアテになりません。小林秀雄の問題(批評)は、頭の悪い研究者や単純素朴フアンの眼には見えません。敵であれ味方であれ、丸山眞男吉本隆明のような、一流の学者や思想家にしか見えません。
「昭和4年」当時、マルクス主義プロレタリア文学、あるいは共産主義共産党・・・は、破竹の勢いで、日本列島を襲っていました。若い学生や青年たちは、マルクス主義共産党に洗脳され、「革命前夜」の様相を呈していました。それに危機感を抱いた政府は、悪法と言われる「治安維持法」を成立させ、この治安維持法を武器に、共産党弾圧に乗り出します。そして、昭和3年の共産党大量検挙から昭和4年の共産党幹部大量検挙事件へと発展し、共産党は、壊滅的な打撃を受け、その結果、共産党は、非合法の武装共産党時代を迎えます。同時に「転向の季節」がやってきます。いわゆる吉本隆明の『転向論 』で有名な佐野学、鍋山貞親等も、この時逮捕され
「転向声明文」を書くことになります。
いずれにしろ、宮本顕治が、『 敗北の文学』で、高らかに「革命文学宣言」(笑)を歌い上げた時、マルクス主義共産党も、受難の時を迎えていたのです。宮本顕治自身も 、後に逮捕され、終戦まで、12年間、獄中に繋がれていました。また、有名なプロレタリア文学作家・小林多喜二も逮捕され、築地警察署で、激しい拷問の末、殴り殺されています。
こういう時代に、小林秀雄は、文芸批評家としてデビューし、その後も一貫して、反左翼、反マルクス主義、反共産主義・・・の立場から言論活動を展開していきます。
小林秀雄が対決しなければならなかったのは、強大な、原理的、実践的、倫理的な大思想としてのマルクス主義でした。小林秀雄が、近代文学史や近代思想史に大きな足跡が残せたのも、強大な大思想としてのマルクス主義のおかげかもしれません。


👈ランキングに参加しています。応援クリックよろしくお願いします!


★この記事の続きは、「イデオロギーから存在論へ」「文学や哲学を知らずして政治や経済、軍事をかたるなかれ」がモットーの『思想家・山崎行太郎のすべて』が分かる!!!メルマガ『週刊・山崎行太郎』(月500円)でお読みください。登録はコチラから→http://www.mag2.com/m/0001151310.html


山崎行太郎への緊急連絡(原稿依頼 、コメント、レポートなど)は、メールでお願いします。メール👉https://ws.formzu.net/fgen/S49964599



〓〓〓〓〓〓〓〓〓〓〓〓〓〓〓
山崎行太郎の本。
⬇⬇⬇
〓〓〓〓〓〓〓〓〓〓〓〓〓〓〓

柄谷行人氏が絶讃、推薦した山崎行太郎の処女作。哲学者・文藝評論家=「山崎行太郎」誕生の書。
⬇︎⬇︎⬇︎

Amazon⬇︎

http://www.amazon.co.jp/gp/product/4882024977?ie=UTF8&at=&force-full-site=1&ref_=aw_bottom_links

・・・・・・・・・・・・

イデオロギー的な観点からではなく、存在論的観点から「三島事件」の本質を解明した異色の三島論

⬇︎⬇︎⬇︎
http://www.amazon.co.jp/gp/product/4946515577?ie=UTF8&at=&force-full-site=1&ref_=aw_bottom_links

・・・・・・・・・・・・

安倍政権は「ネット右翼政権」である。安倍政権の正体を知りたければ、これを読むべし。最近の日本の「保守」は「エセ保守」ばかり。山崎行太郎著『保守論壇亡国論』と、佐高信氏との対談集『曽野綾子大批判』は、安倍政権とそれを支持する現代日本人の「思想的劣化」=「政治的劣化」=「反知性主義化」を哲学的に分析・解明しています!

⬇︎⬇︎⬇︎

⬇︎⬇︎⬇︎
http://www.amazon.co.jp/gp/product/4906674526?ie=UTF8&at=&force-full-site=1&ref_=aw_bottom_links


・・・・・・・・・・・・


在特会桜井誠、作家の佐藤優、哲学者の廣松渉などを通して「存在論的思考とは何か」を示した意欲作。
思想表現における「情勢論、原理論、存在論」の接点とは?なぜ、東大教授の廣松渉と、反社会集団=在特会のリーダー桜井誠を同列に論じるのか?共通するテーマとは・・・?
存在論的に徹底的に掘り下げて現象を考える山崎哲学の神髄がここにある。「ネット右翼」の耐えられない軽さを暴いた傑作。排外主義、自己陶酔的な日本礼賛を愛国の立場から斬る。日本の現在を深く知るための必読書。佐藤優氏(作家・元外務省主任分析官)推薦。

f:id:yamazakikotaro:20200506094000p:plain

https://www.amazon.co.jp/%E3%83%8D%E3%83%83%E3%83%88%E5%8F%B3%E7%BF%BC%E4%BA%A1%E5%9B%BD%E8%AB%96-%E6%A1%9C%E4%BA%95%E8%AA%A0%E3%81%A8%E5%BB%A3%E6%9D%BE%E6%B8%89%E3%81%A8%E4%BD%90%E8%97%A4%E5%84%AA%E3%81%AE%E6%8E%A5%E7%82%B9-%E5%B1%B1%E5%B4%8E-%E8%A1%8C%E5%A4%AA%E9%83%8E/dp/4802130627


・・・・・・・・・・・・

適菜収氏との対談集。最近流行りのインチキ保守、定年保守、年金保守、ボウフラ保守、雨後の筍・保守・・・について語りました。

f:id:yamazakikotaro:20200427121643p:plain

https://www.amazon.co.jp/%E3%82%A8%E3%82%BB%E4%BF%9D%E5%AE%88%E3%81%8C%E6%97%A5%E6%9C%AC%E3%82%92%E6%BB%85%E3%81%BC%E3%81%99-%E9%81%A9%E8%8F%9C-%E5%8F%8E/dp/4906674704


・・・・・・・・・・・・


曽野綾子批判」の元祖・佐高信氏と、「沖縄集団自決論争」以来、曽野綾子批判を続ける山崎行太郎との過激な対談集。
⬇︎⬇︎⬇︎

Amazon⬇︎ http://www.amazon.co.jp/gp/product/4906674577?ie=UTF8&at=&force-full-site=1&ref_=aw_bottom_links
・・・・・・・・・・・・

文芸評論家・江藤淳の「小沢一郎論」をヒントに、「政治家・小沢一郎」の思想と行動を論じた存在論的政治家論。
⬇︎⬇︎⬇︎
『それでも私は小沢一郎を断固支持する』

http://www.amazon.co.jp/gp/product/4862860605?ie=UTF8&at=&force-full-site=1&ref_=aw_bottom_links

👈人気ブログ・ランキングに参加しています。応援のクリック、よろしくお願いします!


(続きは、「イデオロギーから存在論へ」「文学や哲学を知らずして政治や経済、軍事をかたるなかれ」がモットーの『思想家・山崎行太郎のすべて』が分かる!!!有料メールマガジン『週刊・山崎行太郎』(月500円)でお読みください。登録はコチラから→http://www.mag2.com/m/0001151310.html


政治ランキングへ